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『大丈夫やで ばあちゃん助産師のお産と育児のはなし』坂本フジエ

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大丈夫やで 〜ばあちゃん助産師(せんせい)のお産と育児のはなし〜

 

内容

生命が誕生して、人間が現在の姿になるまで、40億年かかったといわれています。

妊娠週数は40週。おなかの赤ちゃんは40億年の進化をわずか40週で成し遂げるわけです。

1週間に1億年、1日に1400万年。

 

妊娠中の「スリムでありたい」という気持ちが強すぎた結果、赤ちゃんが飢餓状態で栄養を取り込みすぎる体質になり、将来、糖尿病のリスクが高くなることがわかってきました。

 

妊娠初期は、無茶をしない、風をひかない、冷やさない。

妊娠3週までは、薬の影響はまずありません。4~15週は、体の基礎を作る時期ですから市販の薬はもちろん、ビタミン剤も医師への相談なしに飲まないこと

 

妻の愚痴を共感して聞くことが、だんなさんの仕事。愚痴を聞くのに、一銭のお金もかからんでしょう。

妊娠中や産後の女性は、ホルモンバランスが大きく変化しますから、どうしてもうつ的な心理状態になりがちです。

 

妊娠後期、一番怖いのは、妊娠高血圧症候群。

塩分をとりすぎないよう薄味を意識するのはもちろん、グルタミン酸ナトリウムは血圧を上げる働きがあるので要注意。自然の旨味なら安心なので、煮干しと昆布のダシを常備しています。

水分の取り過ぎにも注意。意外と知られていないのは、炭水化物を減らすこと。

野菜を摂ることはもちろん、タンパク質、カルシウムもバランスよく食べてください。

 

赤ちゃんがおなかに留まっているのは居心地のいい証拠。予定日より延びるお産は安心。

「お産のあとの2時間は何が起こるか分からんから、そばにいてよく見たって」とやかましく言うんです。

だんなさんのねぎらいの言葉でどれほど信頼度が増すことか。

 

頭のかっこうをよくしたいのなら、ドーナツ枕ではなくタオルで肩枕をしてあげてください。

 

赤ちゃんと徹底的にかかわることで基礎ができるんです。1年が無理なら3か月だけでも踏ん張って欲しい。

その後の子育てがグンと楽になります。あとから修正するのはなかなか難しい。

「用事ごとより、子ども優先」にしてください。この瞬間に応えてやらなければ子供は納得しません。

 

生まれて2~3か月ごとの赤ちゃんは、「お母さんにそばにいてもらいたい」

3~4か月になると「そばにいるだけでなく、相手をしてほしい」

4か月を過ぎた頃から「お母さんと喜びを共有したい」

どんなにあやしてもらってもそれだけでは幸せになりません。「なにかしてあげたい」というのが人間。

1歳を過ぎたら年齢に見合ったその子の仕事を与えること。

 

赤ちゃんが6か月を過ぎたら「大人がきちんと暮らす」、生活リズムを立て直しましょう。

しつけは、言葉ですることではなく、態度で示すこと。

言葉なんて通じないと決めてかからず、伝えたいことは呪文のように唱え続けること。

伝わると信じて言い続けること。

 

面白かったポイント

4000人近い出産にかかわった助産師坂本フジエさんのお話。

いわゆる出産と育児のノウハウ本ではないのですが、心を癒してくれるメッセージがつまっています。

一つひとつのお話に赤ちゃんやお母さんへの愛がつまっているのが伝わり、出産への不安が和らぎます。

 

一度だけ助産師をやめようかと思ったことがある。それが72歳の時と言うから驚きです。

この方にとって助産師は天職なのでしょう。この人の働き方にも憧れます。

 

満足感を五段階評価

☆☆☆☆☆

 

目次

この本で伝えたいこと
ばあちゃんせんせい にちにちの様子〜食べる、寝る、産む。出産は日々の暮らしの中にある〜
第一章 妊娠とわかったら(妊娠初期)
第二章 第二章 安定期に入ったら(妊娠中期~後期)
第三章 お産の兆候が来たら(出産)
第四章 生まれたての赤ちゃんとの生活(産褥期)
第五章 生後三カ月(新生児期)
第六章 生後一カ月から六カ月まで
第七章 生後六カ月から十二カ月まで
第八章 歩くようになったら
終わりの章 助産師としての人生

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