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『EQ こころの知能指数』ダニエル・ゴールマン

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EQ こころの知能指数 (講談社+α文庫)

 

内容

知性

 

情動

あらゆる衝動の根源は、行動として表出しようと待ち構えている情動なのだ。

情動の知性とは、情動をコントロールする能力。

情動は人によって遺伝的に配合が決まっており、それが気質を決定している。ただし、これに関係する脳の神経回路は並外れた柔軟性を持っている。

いまの時代が何より必要としている倫理は、自制と共感だ。

 

こころの知能指数

こころの知能指数とは、自分自身を動機付け、挫折してもしぶとくがんばれる能力のことだ。

衝動をコントロールし、快楽を我慢できる能力。

自分の気持ちをうまく整え、感情の乱れに思考力を阻害されない能力。

他人に共感でき、希望を維持できる能力。

こころの知能指数が高い人は、自分の能力をうまく発揮できる心の使い方を自覚している分だけ、人生における満足度や効率が高い。

 

EQの基本定義

 

人生で賢明な決断を下すためには、自分の心の声に耳を傾けることが大切なのだ。

 

感情コントロール

感情の自己認識を働かせて、皮肉な気持ちやケンカっ早い考えが心に浮かぶたびに紙に書きとめるのだ。書きとめれば、疑ったり再検討したりすることが可能になる。

同じ程度の才能に恵まれた者たちの間で一流と二流以下を分けるのは、幼いころから何年も続けて困難な訓練に耐えられるかどうかだ。この根気強さは、何よりも情動面の特性(つらいことがあっても熱意や忍耐を持ち続けられるかどうか)にかかっている。

気分を引き立たせるには、何か小さなことをやり遂げて満足感を得る方法が建設的。同じ意味で、自分を良く見せる工夫も効果がある。少し上等な服を着る、化粧をする、といった程度もいい。

笑いは多幸感と同じで、思考の幅や連想の輪を広げてくれる。それによって見えなかったことが見えてくる場合も多い。これは創造的な仕事だけに必要な知的能力ではなく、複雑な関係を理解し決断の結果を予見するために必要な能力だ。

 

共感

他人に対する共感的関心の差はかなりの部分で親のしつけと関係があることがわかった。また、子供は他人が困っているときに周囲の大人がどう反応するかを見て共感を学習していくこともわかった。

明るい気分であろうと暗い気分であろうと、二人のあいだで身体的な同調性が高いほど同じ気分になりやすい。

同調性は気分の伝達を起こりやすくする。同調性は、人間同士の関わりの深さを反映するものです。相手の情動を同調させる力は、影響力行使の核心だ。

 

希望

 

成功にたどりつくには、ある程度の知的能力も必要だが、失敗しても頑張り続ける能力も必要だ。

楽観や希望の根源にあるのは、心理学でいう「自己効力感」つまり自分は自分の人生を掌握できている、難題にも対応できる、という自信。

難題がいつもより少し難しく、いつもより少し余分に能力を発揮できる状況のときがいちばん集中しやすいようだ。

 

上手な夫婦喧嘩

 

健康にいちばん決定的な影響をおよぼすのは、人生で最も重要な人との関係、毎日毎日顔を合わせる人との関係です。

 

上手な批判の秘訣

 

「生まれてこれまでに最も深く傷ついた経験」について、あるいは現在頭を悩ませている問題について、1日15分ないし20分かけて文章を書くという作業を5日ばかり続けてもらう。

 

面白かったポイント

脳と感情のメカニズムを解明した良書。

仕事ができる人はEQが高いというのは感覚的に感じていましたが、より深く理解ができました。

情動の知性は遺伝で決まっている、また幼児期の親のしつけや教育が大きな影響を与えるとありますが、大人でもあきらめる必要はなく、脳は柔軟性を持っているので、脳と心の正しいメカニズムを理解してこころの知能指数を高めることができるので、実践していきたいと思います。

まずは、自分の情動を知ること、感情をノートに記録し、分析したいと思います。

 

満足感を五段階評価

☆☆☆☆

 

目次

第1部 情動の脳
第2部 EQ―こころの知能指数
第3部 EQ応用編
第4部 EQは教育できる
第5部 情動の知性

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