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『35歳の教科書―今から始める戦略的人生計画』藤原 和博

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35歳の教科書 今から始める戦略的人生計画 (幻冬舎文庫)

 

内容

10代集中20代夢中30代五里霧中

 

組織に埋没するのではなくべ自立した個人として人生を設計し、プランニングして、オリジナリティの高い人生を歩んでほしい。

今、組織の中で働いているとしたら、どうか引き際について深く考えてみてください。美しい引き際と、その後の充実した人生を思い描くのです。

 

プレゼンテーション

「クリティカル・シンキングを中心とした論理的思考」と、「相手の意見を聞きながら自分の意見を取り入れてプレゼンテーションをする技術」こそが、これからを生きる大人の読者にも必要不可欠なスキル。

あらゆることに対して、たとえ稚拙でもかまわないので、自分自身の意見を持つことです。

「リビングにテレビがあるのは、会話を楽しむだけの教養がない証拠」

 

議論するための場は、地域社会が一番だと思います。職業も年齢も性別も違う、たくさんの人と交流することで、プレゼンテーション能力が高まり、同時にあなた自身の意見も洗練されていきます。もし、子供がいるのならば、地元の小中学校のコミュニティに参加するのがおすすめです。

「仕事の話をする前に、まずはライフストーリーを交換し合うのが新しい常識」

このような振る舞いができるように、ぜひ30代から自分自身を磨く訓練を始めてください。ポイントは自分を知らない人たちで形成されているコミュニティに参加すること。価値観を共有できる人が多い場所は避けてください。

 

大人にとってもナナメの関係は大切です。有償、無償のボランティアを単なる自己犠牲だと思わないでください。

自分を鍛える場として、ナナメの関係を積極的に構築していってほしいと思います。

「人」と「物語」、そして「人と人との関わり」です。「それぞれ一人一人」になるからこそ、人とつながっていくことがレバレッジになる。

 

オリジナリティの追求

大切になるのは、オリジナリティ。基本的には自分の好きなこと、興味を持てること、かっこいいと思えることを追求すればいいと思います。「それが自分の幸福につながる」「そのことをしていると(考えていると)幸福を感じられる」と思える事柄です。

今や「とにかく打ったほうが勝ち。手数を出したほうが勝ち。何回打ってもいいから早くカップインしたほうが勝ち」

1000本ノックでなくても、目標を「100」に設定して物事をとり行うことは有効だと思います。

私は人を評価する時、「失敗談をどれだけおもしろく話せるか」という点を重視します。その人のコミュニケーション力を見極めるうえで最も大切なポイントと言ってもいい。

 

面白かったポイント

35歳に手に取りました。30代は「迷ってもいい時期」というのは自分には刺さりました。

本書では、10年間サラリーマンで培ってきた経験や専門知識を踏まえて、40代50代に向けて人生のテーマを考えてみることが充実した人生を過ごす上で重要だという点はなるほどと思いました。

1万時間が物事をマスターするために必要な時間というのはよく聞く話ですが、35歳は何かしらこれというテーマについての経験が積みあがった時でもあります。

 

そのままサラリーマンのレールを走るのではなく、会社以外のテーマを見つけ、これまで取り組んできたテーマと組み合わせることでオリジナリティが生まれ、名刺がなくても自分をアピールできるという話は、ワクワクしてきます。

35歳という年齢は、これまでの経験を棚卸し、自分の好きなことは何かということを考え、それに取り組んでみるいいタイミングかもしれません。

藤原さんの話は、いずれは独立したいと思っているサラリーマンにとって憧れのモデルだと思いますのおススメです。

 

満足感を五段階評価

☆☆☆☆

 

目次

1 総論―なぜ、人生に戦略が必要なのか?
「みんな一緒」の時代から「それぞれ一人一人」の時代へ
宗教的なものを道具として使え
会社に依存するな
杉並区・和田中で「よのなか」科を始めた意味
自ら劇場を作り、自ら演じよ
「働き方」ではなく「生き方」が問われる
2 戦略―戦略的ライフプランニングのすすめ
10代集中、20代夢中、30代五里霧中
正解主義を捨てて修正主義の人生戦略を
サバイバルするための武器と仲間を持て
戦略的人生計画の作り方
3 知恵―戦略作成の基礎は、クリティカル・シンキング
演じる力、公共的リテラシー、クリティカル・シンキング
公共性を身につけよ
クリティカル・シンキング(複眼思考)で物事を捉えよ
「ロールプレイ」と「ディベート」で地頭を鍛えよ
35歳に必要な三つのリテラシー
4 武器―自分だけのキャリアが身を助ける
サラリーマンには虚飾が多い
自分自身のリストラをせよ
リストラ後のあなたの武器は何か?
組織内個人を目指せ
会社と個人の新しい関係を築け
5 コミュニティ―つなげる力で仲間を増やす
結婚で「ベクトル合わせ」の技を磨け
家族と仕事以外の「第三の場所」を持て
ポイントは「動機づける技術」と「戦略的行動力」

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