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『赤ちゃん教育』久保田 競, 久保田 カヨ子

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赤ちゃん教育――頭のいい子は歩くまでに決まる

 

内容

子育ては、シーソーゲームのようで、刺激と反応の繰り返しです。

0歳児の脳の発達は、ほかのどんな時期の身体の成長よりももっとも急速です。

人間としての頭の働きの基本が3歳までにほぼできあがってしまいます。

2本足で歩きだすまでの8カ月から1年3か月ぐらいまでは、赤ちゃんのその後の人生を決定的に決める大切な時期。歩きはじめるころまでに、教育しておかないといけない。

99%は教育の成果。

 

育児の基本原則

脳と体の発達には、一定の順序と規則があるから、それにしたがって育てよう

生まれたその日から人間づくり

 

成長の五段階

  1. 反射期 1か月半くらいまで
  2. 刺激反応期(首すわり期) 1か月半から3か月半ごろまで
  3. 腰すわり期(自分を発見する探索期) 3か月半から5か月半ごろまで
  4. つかまり立ち期(自我発生期) 5か月半から8カ月ごろまで
  5. 二足歩行期(知能発達期)

 

反射期(1か月半くらいまで)

  • 全身検査で左右のバランスをチェック
  • 母乳は添い寝スタイルもしてみましょう。四足動物スタイルでの授乳もトライ。
  • おむつは汚れたすぐに取り換える。向き合って顔を見ながら声をかける。オムツ体操をする。
  • いろんな音に慣れる。ラジオやテレビの音をゆっくりと大きくする。
  • 積極的に話しかける。赤ちゃん言葉を使わない、言葉はいつもはっきりと発音、自分の口元を見せて発音。単語ではなく文章で話す。
  • 段ボール箱にいれてかたときもはなれない。行動を見せる。
  • いろんなものを見たがっている。顔の正面で視点が合うところを見つける。視界の外から内へ、左右に動いて目でそれを追わせる。毎日目の訓練。赤ちゃんを見つめる
  • 5本の指にうまく力を入れてにぎれるようにする。おもちゃを与えるのはよくない。小指をにぎってもらってふって動かす。
  • うつぶせ。うつぶせを習慣にすると早く首がすわるようになります。首は少し横向け。鼻で呼吸していることを確かめる。背中や手足がのびるようにさすってあげる。寝返りをうてないように腰の所に防壁をつくってやる
  • お風呂体操

 

刺激反応期(1か月半から3か月半ごろまで)

  • 首すわり期
  • シナプスをつくる働きがさかん。まわりの世界とかかわらせて前頭前野を働かせる。中程度にあたらしいもの。まったく新しいものでは興味を示さない。
  • 生まれて3~4週間でものを見るようになる。視覚刺激を与える。人の顔を描いた絵。鏡を見せるのも良い
  • 赤ちゃんが出す声にすぐに反応してやらなければいけません。おたがい真似し合う。新しい運動パターンができる。
  • 泣き出したら不快の原因を探し当てること。泣いたらすぐに抱き、あやし、食べさせたりしないこと。大声で泣く赤ちゃんは健康の証拠。
  • おもちゃが必要。手と目と耳を同時に使うようなおもちゃ。横目を使わせないようにする。瞳を動かさないでも見える位置で見せる。左右の目を同じように使える位置。片方の手だけで持たせない、両手をよく使うこと
  • 鏡。赤ちゃんを抱いて鏡の前に座る。自分の顔を認知させる、顔のパーツを教える。大きな鏡に近づいたり離れたりする、スピードをいろいろ変える。前向き抱っこで見せる。
  • 「いない、いない、ばあ」は、ものごとを期待させる知能訓練。5回繰り返せば1日の勉強としては十分
  • ストロー使い。のどがかわいているお風呂上りはミルク以外も飲む。湯冷ましからはじめる。スプーンは流動食で使う。
  • 腹ばい運動。鉄棒のけんすいをするような姿勢でうつぶせさせる
  • 排便。いつ何回大小便をするのかグラフをとって正確にはかる

 

腰すわり期(3か月半から5か月半ごろまで)

  • 自分を発見する探索期
  • 目標は、すわっていられるようにすること、手を使わせること
  • つまむ。字が上手になったり、工作がうまくできるようになる。小さな乳飲料の空き容器を与える。口にもっていかないように注意。けっして取り上げてはいけない。しゃぶらせない
  • 予測する。手で持ったボールを落とす。床の上のボールをころがす
  • 離乳食。食事をするときは赤ちゃんも同席させる。食卓が見下ろせるように工夫する。早すぎることはありません。少量ずつ毎日与えればよい。少しずつ量を増やしていく。3日、スプーン1杯までは同じ材料のものではじめる。2種類同時に与えない。悪い結果の原因がわからないため。午前中に与える。3~4時間で症状が出る
  • おしゃぶりは乳歯がはえる時期。自然食品を与える。スルメは湯通しして洗う。ダシ昆布は塩気を洗い乾かしてから。しゃぶると味がするし、変形するので、赤ちゃんの興味はつきません。長さ30センチ、幅は2,3センチに切って裸で椅子に座らせて手に持たせる。あたりにぺたぺたつくので。歯が上下そろってくると卒業
  • 語りかけ。早く言葉をしゃべれるように、自分の感情をはっきり、正確に言葉で示す。最初に語りかける言葉を一つ決めて、いつも同じ言葉で語りかける。単語ははっきりと正確に発音する。目が覚めている間はできるだけ相手になってやりましょう

 

つかまり立ち期(5か月半から8カ月ごろまで)

  • 自我発生期
  • 1日も早くはいまわれるようにする。ダメと言ったら動きを止める。禁止命令語を学習させる
  • 赤ちゃん用補助椅子は必要不可欠
  • 自由の園を作る。ひとりで考え動く時期、集中力を一段とつける時期。自習時間は邪魔をしないこと。集中して遊べる時間の限界を知っておく。おもちゃ、鍋のフタ、ペットボトル、コップ、ぼたんのついた服、大きな包み紙、積み木などを与える。
  • はいはい。手の力が強く働いています。手はパーの形をつくってあげる
  • 食事。舌の先に食べ物を置いてあげる。舌先に味覚がある。口の中の食べ物がなくなってから食べ物を入れる。ステーキへの挑戦、ウェルダン。強火で中心までよく焼きます。良く噛むこと、噛みきったものを飲みこむ適量を舌で覚える。飲みこむことを覚える
  • おすわり遊び
  • ぴょんぴょん遊び

 

二足歩行期

  • 知能発達期、記憶力がぐんぐん高まります
  • 数の概念を教える。種類、数、単位
  • 暗算の回数がポイント。繰り返し答えを唱えていれば覚えやすい
  • カレンダーを見せる
  • 赤ちゃんがやることは手伝ってはいけない。イライラしないで見守る。自分でやりたい気持ちを尊重する。見本を見せて同じことをやらせる

 

面白かったポイント

赤ちゃんの成長段階に合わせて必要な運動がわかってとても参考になりました。

内容が濃くて一度読んだだけでは覚えられないので、赤ちゃんを育てるときはこの本をそばに置いて、参考書的に使うことが良いと思います。

脳科学に基づいた育児と言っても何か大変なことをしなければならないというものではなく、成長に合わせて適切な刺激をあかちゃんに与えるということが重要だと思いました。そして、刺激を与えるためになにか特別なものを買う必要があるわけでもなく、日常生活で使うもので十分なのもとても信頼できます。

この本を何度も復習して実践したいと思います。

 

満足感を五段階評価

☆☆☆☆☆

 

目次

◆はじめに 親も満足、赤ちゃんも満足する新しい子育て、「赤ちゃん教育」のすすめ
◆プロローグ これからの乱世を生きる「たくましい」人間づくり
◆第1期【反射期】誕生から1カ月半くらいまで―― 一日も早く首がすわるように
◆第2期【首すわり期】1カ月半から3カ月半ごろまで――首や手足を強くしよう
◆第3期【腰すわり期】3カ月半から5カ月半ごろまで――すわって、手が使えるように
◆第4期【つかまり立ち期】5カ月半から8カ月ごろまで―― 一日も早く、はいまわれるように
◆第5期【二足歩行期】歩きはじめるころ以降――歩きはじめると、真の知能が芽ばえる

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