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『ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代』ダニエル・ピンク

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ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代

 

内容

第四の波

 

成功を収める要素

 

エンジニアは、製品を正しく動作させることを考えなければならない。

だが、同時にそれらの製品が、見た目に美しく顧客の心をひきつけるものでなければ、まず買ってくれる人はいないだろう。他にも選択肢はたくさんあるのだ。

豊かな時代であるがために、今日の供給過剰気味の市場の中で、他社製品やサービスとの差別化を図るには、見た目に美しく、消費者の心に訴えかけるようなものを提供するしかないということを、企業は認識し始めている。

ロンドン・ビジネススクールの調査によると、製品デザインへの投資が1%増えるごとに、売り上げと利益は平均して3~4%増加するという。同様に、他の調査によると、デザインを非常に重視している会社の株価は、さほどデザインを重視していない同業他社の株価を大幅に上回っている。

「自分の感情に働きかけてくるデザイン」を意識的に選ぶ能力を磨くことで、ただ多くのものを持つのではなく、意義があり、満足のゆくものに囲まれて暮らしていくことができるようになる。

「デザイナーは未来の錬金術師だと思う」リチャード・コシャレック

「美は重要です。美しく見えるものは機能もうまくいくものが多い」ドン・ノーマン

 

左脳と右脳

 

本当の意味で「見る」ための秘訣は、何でも知っているぞと理屈を振りまわして威張り散らしている左脳を鎮め、もの静かで柔らかな右脳にこの仕事をさせることだというのである。

 

3つの危機

 

3つのチェックポイント

 

定型的で分析的で、情報にもとづいた作業から、患者と共感し、語り合う医学や全体的なケアへと移行しつつあるのだ。

看護師が、「コンセプトの時代」の重要職業の一つになるという理由がこれだ。

もちろん、看護師の仕事は単に共感することだけではない。しかし、情緒面を素早く理解しケアするという彼らの仕事は、外注やオートメーションでできることではない。

 

物語

 

物語(自分のことを語る物語も、自分たちに語りかける物語も含め)が意義を追求するための手段となることが少なくない。

組織の情報は、「組織内で語られる物語の中にある」ことがわかったのだ。

デザインと同様、物語は個人や起業家があふれた市場において、自らの商品やサービスを際立たせるためのキーポイントになってきている。

 

物語2

 

「モノではなく、「経験すること」にお金を使え。生活で最も重要なのは「経験」である。

そして、アイデアの交換や他人との触れ合いこそ、本来の人間のありかただ。場所や対象物によって、経験の印象が強まったり、台無しになったりすることがある。」カリム・ラシッド

 

調和

 

テレビゲームをすることで、周囲の状況の変化を察知する能力や、情報を同時に処理する能力が向上するのだという。テレビゲームをするとパターン認識が必要な問題解決能力という「右脳的能力」が向上する、との証拠もある。

 

境界を越えられる人

 

幸福

 

笑い

笑うことでストレスホルモンが減少し、免疫システムが向上するという結果が出ている。笑いには有酸素運動と同じような利点がある。笑いは心臓血管系の働きを活性化させ、心拍数を上げ、より多くの血液を内臓に送り込むことができる。

おそらく最も重要なのは、笑いが社会的活動であるという点だ。他人と常に満足のいく人間関係を保てている人のほうが、より健康で幸せを感じているという証拠が、数えられないほどあるのだから。笑いは「ジョークよりも、むしろ人間関係に深い関連がある」

 

人生の意義

「意義」こそが、新たな時代における財産なのである。

人は年を重ねるにつれて、生活の中に「目的」「本質的な満足」「超越」といった、それまでキャリアを築き、家族を養うあわただしさの中でなおざりにしがちだった特質を重視するようになるのである。

「生きがい。目的。深い人生経験。どんな言葉を用いてもかまわないが、これらの特質を求める消費者の声が高まっていることは理解してほしい。アブラハム・マズローやビクトール・フランクルの言葉を頭に入れて、そこにビジネスを賭けてみよう」カールガード

コリンズは自分の人生、特に仕事を見つめるようにすすめ、もし、自分の銀行口座に2000万ドル(20億円以上)あり、しかも、あと10年も生きられないとしたら、今やっていることをやり続けるだろうかと自問してみなさい。

 

感謝

 

デザイン専門誌に触れる

Dwell | At Home in the Modern World: Modern Design & Architecture
ID Magazine :: Gallery
Real Simple - Ideas, Tips, and Simple Ways to Make Life Even Easier
Design Tips, Education, Resources & Designer Advice | Print Magazine

 

目に保養を

Home | Cooper Hewitt, Smithsonian Design Museum
Design Exchange | Canada's Design Museum
Official Site of Charles and Ray Eames
School of Art | The Cooper Union
MoMA | Architecture & Design

 

面白かったポイント

左脳主導思考で仕事をしてきた者としてはとても興味深い内容です。

ダニエル・ピンク氏はいろんな面白いネタを提供してくれるし、それらをまとめて新たな方向性を示してくれるので素晴らしいです。新たな領域を勉強しようというやる気が沸いてきます。

デザインに関するおススメ雑誌やサイト、書籍は価値あるリストです。

早速、ブックマークし、フォローしました。時間があるときに眺めて感性を高めたいと思います。

各章のまとめで6つの資質を鍛えるためのエクササイズが紹介されているので、意識して磨きをかけていきたいと思います。

 

満足感を五段階評価

☆☆☆☆☆

 

目次

第1部 「ハイ・コンセプト(新しいことを考え出す人)」の時代
なぜ、「右脳タイプ」が成功を約束されるのか
これからのビジネスマンを脅かす「3つの危機」
右脳が主役の「ハイ・コンセプト/ハイ・タッチ」時代へ
第2部 この「六つの感性」があなたの道をひらく
「機能」だけでなく「デザイン」
「議論」よりは「物語」
「個別」よりも「全体の調和」
「論理」ではなく「共感」
「まじめ」だけでなく「遊び心」
「モノ」よりも「生きがい」

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